2018年1月15日月曜日

メリットとデメリットと?

片面呈示と両面呈示については
コチラで触れました。

セールスにおいて基本的には
デメリットもしっかりと伝えることになります

しかし、時にそのデメリットは競合他社に突かれ、
致命傷にもなりかねません。

自社商品について相手を説得するのではなく、
納得してもらわなければならないのです

説得するとは、自社商品が
どれだけ素晴らしいかを説明することであり、
納得してもらうとは、自社商品によって得られるものを
イメージしてもらうことです。


さて、メリットとはなんでしょうか?

メリット(merit) → 利点、長所

たとえば、食器洗い乾燥機をオススメするとして、
メリットをお伝えするとこうなります。

「食器洗いの手間が省けますよ」
「手洗いするより、水道代も少なくてすみますよ」

これはこれでもちろん正しいことなのですが、
これだけだと説得になってしまいます。


実は、セールスにて相手に本当に伝えるべきは
『ベネフィット』です。

ベネフィット(benefit) → 利益

食器洗い乾燥機の例で言うと、
ベネフィットをお伝えした場合はこうなります。

「食器洗いの手間が省けるから、
その分お子さんと触れ合う時間が増えますね!」

「いつも食器洗ってる時間を
大好きな読書の時間に充てれますね!」

「これでもう、洗剤で奥様の
きれいな手が荒れなくてすみますね!」

商品を使うことによって、
あなたにどんな利益があるのか?ということを
具体的に、イメージできるように
説明してあげなければいけないのです。

セールスにおいての両面呈示とは、

× → メリットとデメリットの説明

○ → メリットと 『ベネフィット』 とデメリットの説明

なのです。

相手が欲しているベネフィットを伝え、
イメージしてもらうことができれば、
成約率は格段にアップすることでしょう。