2018年1月2日火曜日

客の意識レベル

営業の仕事とは

①客に来てもらう
②客の信頼を得る
③客に買ってもらう

ということです。

中でも①がもっとも難しくて
お金もかかりますが、
これはセールスというより
マーケティングになります。

営業は、来場されたお客から
どうやって信頼を勝ち得るか?
が、重要になってきます。

そのためには初回面談が重要になります。

初回面談時に、客がどのような
意識レベルでいるのか、判断しなければ
ならないのです。


客の意識レベルには4段階あります。

それが『OATH』。
『OATHの法則』と言われています。

O・A・T・Hとは

『Oblivious』
『Apathetic』
『Thinking』
『Hurting』

の頭文字をとったものです。


Oblivious = 無知

お客様が何も分かっていない状態。

たとえば、メタボの人が自分が
危険な状態だと気づいていない状態です。

Apathetic = 無関心

わかっているけど気にしていない状態です。
メダボの人が、分かっているけど食べちゃう、みたいな状態です。

Thinking = 考慮

真剣に考えている状態です。
メタボを理解し、改善策を考えている状態です。

Hurting = 苦痛

苦しんでいます。
メタボすぎてもう明日死にます、
と医者に言われて焦っている状態です。


初回面談で重要なのは、
客の意識レベルを見極めることです。

そうすれば、客への正しい接客方法がわかります。

O→A→T→H と進むに従って
売るのは簡単になります。

『O』の意識レベルの人には、
1から説明しなくてはいけません。

逆に『H』の意識レベルの人に対して、
1から説明しても無駄です。

そんなこと分かってるから
早く提案してくれよ!
となります。

お客様の意識レベルに合った
接客・提案をするように心がけましょう。