2018年10月24日水曜日

応酬話法はもう古い?

こんにちは、棒家です。

今回は応酬話法についてのお話です。

応酬話法とは、お客さんが言ったことに対する
基本的な答え方のことです。

営業の仕事に正解はありません。

お客さんはそれぞれ異なった考え方を持っており、
営業からは決して見えないところで、買う、買わないの
判断をしていますので、自分がどこで間違えたのか
分からないというのが本当に難しいところです。

「前向きに検討します」

といわれても、競合他社に負けます。

「他社のほうが良いと思っています」

などと、お客さんは言ってくれません。

「検討して、連絡します」

とお客さんは言いますが、黙って正直に
待っていて契約がもらえるほど、
営業の世界は甘くないのです。

応酬話法はもう古い、今の時代は「ラポール」だ!
という意見があります。

その通りだと思います。

そう言っている人の多くが、どうやって
「ラポール」を築くのかについて
全く言及していません。

「オウム返ししろ」
「お客さんとの共通点を見つけろ」

こんなボヤっとした指示で「ラポール」が
築けるほど楽ではありません。

○○な場面で、具体的にになんて話すのか、
1つでも基本パターンを覚えておけば
無限に応用できます。

イエス・バット法というのがあります。

「なるほど、そうですね。しかし・・・」

一度お客さんの意見を受け止めると、
相手もこちらの意見を受け入れる体制になりますよ、
というテクニックです。

はっきり言います

こんなものを覚えても何の意味もありません。

「一度家族会議してから結論を出したいと思います。」

とお客さんに言われたときに、具体的に
どういえばいいのか、ということが大事なのです。

たとえば・・・

「検討されている何社かの中で、私どもの順位は
何番目なのでしょうか?」

とか

「一個人の意見として、ご主人はどうお考えですか?」

とか、場面に応じていろんなトークの型があるのです。

今後、私が知っているだけの応酬話法のテンプレを
ご紹介したいと思いますのでご期待ください。