アメリカの台所用品専門店の
ウイリアムズ・ソノマは、
小売業で大成功を収めました。
パン焼き機です。
ある日、ウイリアムズ・ソノマは
、それまで最も売れていたパン焼き機より
はるかに高性能の新機種を発表しました。
すると、高性能の新機種は全く売れず、
従来品の売り上げがほぼ倍増するという
妙な現象が起きました。
イタマール・サイモンという研究者によると、
消費者がある商品について複数の選択肢を検討する場合、
「妥協の選択」を行う傾向があるとのことです。
つまり、最高ランクと最低ランクの商品の
中間を選びがちだということです。
この心理作用をセールス活動に
利用しない手はありません。
プレゼンにおいては。
A商品 → 2000円
B商品 → 1500円
商品選択の場においてA、Bの選択肢がある場合、
消費者は妥協してBを選択する場合がほとんどです。
しかし、
C商品 → 2500円
という、第三の選択肢が加わると、
妥協するポイントが低価格から
中間価格へとシフトします。
Aの値ごろ感が格段にアップするのです。
このように提案プランを3パターン用意することで
妥協の選択の心理作用に誘導することができます。
ポイントは、最高級商品を用意することです。
高級品によるフレーミングを
意図的に行うのです。
最高級商品が成約になれば文句なしですが、
そうでなくとも、そのすぐ下のランクの商品の
お買い得感が格段にアップするのです。
選択肢を3つ用意することで、
売れ筋商品を作り出すことができるのです。